FATFセミナー「迫るFATF審査、金融機関に求められる対策とは」レポート~資料プレゼント&次回の開催予定も

FATFセミナー「迫るFATF審査、金融機関に求められる対策とは」レポート~資料プレゼント&次回の開催予定も

去る9月17日(火)、FINOLABにて、金融機関の方を対象としたFATFセミナー「迫るFATF審査、金融機関に求められる対策とは」を開催しました。おかげさまで予定数を大幅に超える80名近い方々のご参加をいただき、皆さまからはご好評をいただきました。

今回は当日の様子やセミナーの内容、参加者の方の声をレポートします。当日に使用した資料をご希望の方は、記事最後のご請求方法をご確認ください。

FATFの概要から金融機関に求められる対策、実例まで

プログラムの最初は、Head of FINOLAB 柴田誠氏による「FATF対応の概要と背景」について。FATFの成り立ちから趣旨、日本および世界の対応状況や求められる対策について全体像をお話しいただきました。

続いて弊社の代表島津による「FraudAlertの技術を活用したマネーロンダリング口座・不正口座開設の防止事例」。多数の金融機関のお客様にご利用いただいている不正アクセス検知サービスFraudAlertで、実際に検知されたマネーロンダリング口座・不正口座開設の事例を交えて、対策についてご説明しました。

株式会社セブン銀行 7BK-CSIRTエグゼクティブアドバイザーの安田貴紀氏からは「セブン銀行口座における不正利用対策と、株式会社ACSiON(代表取締役 安田貴紀)のこれからの展開」と題し、セブン銀行における実例とご自身が代表を務められる新会社のサービスについて、お話いただきました。

セミナー後は懇親会が開かれ、業界の方同士の交流や情報交換の場が設けられました。

参加者アンケートでは9割が「満足」

参加者の皆さまにご協力いただいたアンケートでは、実に9割近い方から「満足」「大変満足」との評価をいただくことができました。以下、参加者の方のお声を一部ご紹介します。

・FATFの概要が短時間で理解できた。
・なりすましについてもっと知りたいと思った。
・実例が分かりやすかった。
・アンチマネーロンダリング対策の具体的課題とその対応が分かり大変有意義だった。

また、10月に迫るFATFの第4次対日相互審査に向け、各金融機関のお悩みや不正対策へのご希望などを共有いただき、大変充実したセミナーとなりました。カウリスでは今後とも、金融機関の皆さまに役立つ情報の提供に努めてまいります。

当日に島津が行いましたプレゼンの資料を差し上げています。【info@caulis.jp】宛に、件名【FATFセミナー資料希望】と記載のうえ、本文に①お名前、②金融機関名、③部署名、④役職、⑤メールアドレス、⑥電話番号をお書き添えのうえ、ご送付ください。折り返し資料をお送りさせていただきます。なお、資料のご提供は金融機関の方限定とさせていただきますので、ご了承ください。

【次回FATFセミナーのお知らせ】
10月10日(木)18:30~FINOLABにて「迫るFATF審査。FATF対策と犯収法改正を踏まえたリスクベースドアプローチの考察 #1」を開催します。FATF対応にお悩みの金融機関の皆さま、ぜひご参加ください。お申し込みはこちらからお願いいたします。