MESSAGE

代表メッセージ

現在コロナ禍により、あらゆる面において取引のオンライン化が急速に進んでいます。こうしたIT化は、消費者の利便性を大幅に高めます。
しかし一方で、不正利用者にとっても不正利用の機会を増やす結果となっています。本人ではない人が当人になりすまして送金を行ったり、物の購入をしたりという行為が横行しているのが現状です。

カウリスが目指すのは“5番目の社会インフラ”です。つまり、電気、ガス、水道、通信(インターネット)に続く、インフラということです。通信における取引の不正が急増する中、それを守るインフラとなることを目指し、カウリスは2015年に創設しました。

企業が1社1社それぞれに不正を抑止するのではなく、顧客間で情報を連携することで、ライフライン企業である電力会社とのデータ連携を通じて、オンラインの不正抑止を行っています。現在の当社の顧客基盤は、日本を代表する金融機関、証券業、通信業、クレジットカード事業者から構成されていて、日々、データ活用とデータ連携を行い、お客様における不正行為の抑止に寄与しています。

また、データを元に、政府に対する不正利用抑止策のご提言や、それに基づく、新サービスリリースの認定なども行っています。

世の中にはスタートアップは数多ありますが、データを元にした顧客連携、ライフライン連携、ガバメントリレーションを通じた事業開発を行っている企業は、そうないと思います。

現在カウリスでは、5番目のインフラとなるためのあらゆること(月間3億件以上のモニタリング、顧客横断、業界横断のデータ解析、顧客を支える安定したサービスインフラの構築、新しい不正を抑止するための新しいプロダクト開発、ライフライン企業とのデータベースの連携、データを元にしたガバメントリレーションシップなどすべて)を30人のメンバーで行っています。ここでの経験が、必ず、みなさんのキャリア開発、スキル開発に繋がるものと自負していますし、今後もその機会を提供できるよう、カウリスも日々努力を続けます。

経験と成長、社会貢献を求めるみなさんの参加をお待ちしています。

株式会社カウリス
代表取締役

島津 敦好