生体認証の世界市場は2015年時点で107億ドル、2016年から2022年にかけて年平均成長率16.8%で成長し、2022年には327億ドルに到達すると予測されています。…
コラム
「サイバーインテリジェンス」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。「インテリジェンス」は「知能」といった意味のほかに「機密情報、諜報、諜報活動」等の意味があり、「サイバーインテリジェンス」というと日本語では一般的に後者の「インテリジェンス」を指すことが多いようです。…
日本ではまだ選挙に関連したサイバー攻撃は、少なくとも明らかになっていません。しかし、有権者データへの不正アクセスや、フランス大統領選のようなサイバー攻撃による情報漏えいは、いつ起こっても不思議ではありません。…
020年の国際的なビッグイベントにより、日本のインフラ周辺の情報セキュリティリスクが高まることは否めません。内閣サイバーセキュリティセンターでも重要インフラグループを組織し、段階的な対策を講じています。日本のインフラを担う全ての企業が、高い意識を持って情報セキュリティの問題に取り組むことが求められています。…
急速に発展したサイバー空間において、安全で継続的な組織運営を行うにあたり、情報セキュリティ人材の育成・確保は、世界全体の課題となっています。今回は、各国における専門人材育成の取り組みと現状の課題について考えます。…
世界中でサイバー攻撃が悪質・巧妙化する中で、国内損保会社でも企業向けサイバー保険の新商品を相次いで発売しています。サイバー攻撃自体を防ぐ施策ではないものの、インシデント発生時にビジネスを迅速に正常化させる施策として、今後ますます普及するものと予測されます。…
サイバー空間に関する超国家の取り組みは、まだまだ始まったばかりと言えます。国内における情報セキュリティの向上・強化により防衛力を高めるとともに、より緊密な国際連携を図りサイバー空間の安全性を向上させるグローバルな取り組みや枠組み作りが急がれています。…
サイバー空間/サイバースペースとは、コンピュータネットワーク内に広がる空間のことで、2011年に米国防総省は陸・海・空・宇宙空間に次ぐ「第5の戦場」であると定義。サイバー空間上の攻撃には武力を持って対峙すると宣言しています。このサイバー空間で起こる国家間の争いを「サイバー戦争」と呼びます。…
情報セキュリティの向上が叫ばれる中、企業にとっては、いかにユーザーエクスペリエンスを損ねず安全性を確保できるかが重要な課題となっています。セキュリティとユーザビリティという、事業者にとって悩ましいトレードオフに対する1つの解として、これからますますFIDOの注目度が上がっていきそうです。…
情報システムにおけるセキュリティの向上に加え、近年高まるサイバーリスクへの備えとして普及が進むのが「サイバー保険/サイバーリスク保険」と呼ばれる損害保険です。米国では1990年代後半から誕生し、サイバーインシデントの増加に伴い欧米諸国を中心に急速に普及しました。…