Fraud Alertは不正な資金移転を未然に防げる高度なプロダクト。複数サービスを組み合わせ、口座開設から取引まで1システムでモニタリング

株式会社セブン銀行 金融犯罪対策部のご担当者様にお話を伺いました。

Fraud Alert 入出金検知でアプリからの不正送金を未然に防止、インターネットバンキングへの導入も進行中

セブン銀行様には最初に「Fraud Alert ログイン検知」を、続いて「口座開設検知」、「入出金検知」と順次ご導入いただき、Fraud Alertのすべてのサービスをご利用いただいていますが、最後に「Frand Alert 入出金検知」を導入いただいた経緯を教えてください

H様:
私たちがFraud Alert 入出金検知を導入したのは、当社のアプリに振り込み機能を搭載するタイミングでした。

当社はお客さまが安心・安全に当社サービスをご利用いただくことを重視しており、そのために経営陣から一線まで一丸となって、金融犯罪対策を重要施策と位置づけて取り組んでおります。

振込機能も安心してご利用いただくために取引モニタリングシステムの導入を検討した時に、Fraud Alert 入出金検知は他行ですでに実績があることを耳にしていましたので、導入がスムーズに決まったと記憶しています。

Fraud Alert 入出金検知は、当社から「資金が移動する前」に不正を検知し、送金を未然に防止できる、資金が移転されない高度なプロダクトでした。

警察からの凍結要請よりも早く、当社判断で凍結対応。次はルール設定に手を入れ、夜間のモニタリングも

実際の日々の運用の中で、どのように「Fraud Alert 入出金検知」をご利用いただいていますか

H様:
今のところ、危険度が高い取引の場合は振り込ませず、利用を制限する運用をしています。当社で凍結した口座から資金を送っていた仕向先の口座情報を、およそ週1回のペースでカウリスに連携し、ブラックリストとして登録してもらっています。

当社では、モニタリング検知による自社判断での凍結が過半数を占め、捜査機関からの凍結要請より前に対応しています。

Y様:
警察から凍結要請の電話がかかってきても「もうその口座は自主凍結させていただいております」と答えているのを隣でよく聞きます。

口座開設~ログイン、入出金、外部サービスとの紐付けまで1つの画面でシームレスに確認でき、口座の転売も発見しやすい

口座開設、ログイン、入出金と、入口から出口までFraud Alertをご利用いただいているメリットはどのような点にありますか

H様:
それぞれの断面で見ても分からないことが、Fraud Alertをすべての面で使っていることで、過去の複数のチャネルのログを一気通貫で見ることができ、詳細分析も可能です。

その都度、何のシナリオによって検知されたのかも細かく確認できます。口座開設してからログインした際に端末が変わっている場合などは転売された可能性も容易に考慮できます。

弊社のカスタマーサクセスチームや技術部門とのコミュニケーションに関してはいかがですか

H様:
Fraud Alertを活用していた前任者が異動になったことで、過去の経緯が分からないところなどもあり、ちょこちょこと質問させていただいていますが、すぐにご回答いただけるので非常に助かっています。

新たにFraud Alertを導入する時なども、システム部門を含めて3者で綿密にやり取りいただいているので、調整の手間が減りとても助かります。カウリスさんと毎月行っている定例会で最近の金融犯罪の傾向について情報交換をさせていただけるのも、当社がカバーできていない情報を得られるのでありがたいです。

不正対策は“競争”ではなく“協創”。金融機関を跨いで口座不正利用の未然防止を共に実現

他行にカウリスおよびFraud Alertを勧めるとしたら、どのように勧めていただけますか

H様:
社会問題にもなっているオンラインカジノだけでなく、特定事業者宛ての振り込みを厳しく監視しなさいと、金融庁から各金融機関に要請が出ています。

一般的に、取引モニタリングでは取引をトリガーに検知するため、現取引後に継続する被害拡大を抑えるようになりますが、Fraud Alertは資金が移転する「前」に利用を止められる、高度なプロダクトだと思っています。

T様:
カウリスさんは金融犯罪に対する感度がとても高く、いろいろな情報を取得して、それを独自に分析し、将来のあり方とともに私たち取引先だけでなく社会に問うスタンスが本当に素晴らしいと思いますし、当社のあり方と近しいところがあるなと感じます。

よく言われることですが、不正対策は“競争”ではなく“協創”なので、金融機関にいて「金融資産を守る」という強い志を持った人たちが集まって、悪い連中を排除するための仕組みやシステム・運用を作れればいいなと思っています。そういう意味で、カウリスさんは現在の日本において遺憾なく存在意義を発揮されていると思います。

Y様:
振り込み一つとっても、金融機関としては未然に防止できないと、被害者からの入電が多くなりますし、疑わしい取引の届出および振り込め詐欺救済法の事務処理についても大変時間を要してしまいます。そういった意味でも、未然に防ぐのは非常に重要だと、我々は身をもって認識しています。

未然に防ぐ対策を強化することは将来的なコストの削減にもつながりますし、それを実現するアクセスモニタリングの重要性にいち早く目をつけられたカウリスさんは、金融業界にとって今後さらに重要な位置づけになるのではないかなと思っています。

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