プレスリリース

カウリスがSalesforce Ventures、関西電力、三菱UFJキャピタルを引受先とした第三者割当増資により、総額3億円の資金調達を実施

2020年1月27日
株式会社カウリス

 

不正ログイン検知サービスを提供する株式会社カウリス(東京都千代田区代表取締役 島津敦好 以下、「当社」)は、セールスフォース・ドットコム(日本法人:株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:小出伸一)の投資部門であるSalesforce Ventures、関西電力株式会社(本社:大阪府大阪市、取締役社長:岩根茂樹)、三菱UFJキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:坂本信介)を新規引受先とした第三者割当増資により、総額約3億円の資金調達を実施することを本日発表いたします。

「FraudAlert」は、現在までに10行以上の金融機関をはじめ、証券会社・仮想通貨取引所、通信キャリアなど様々な業界に導入いただいている不正アクセス検知サービスです。個人情報を用いず、端末から取得する200以上のパラメータを基に、不正なログイン・アクセスを検知します。月間数千万件のログイン・口座開設のモニタリングを通じ、国内で不正利用に用いられたデバイス情報のデータベースを有しています。

また、なりすましによる被害に加え、昨今急増している架空名義の口座開設、口座の転売、マネーロンダリングのトンネル口座を検知している実績もあります。

当社は今後も顧客企業と共に、様々な業界を横断したデータベースを共創してまいります。今回の資金調達、体制のアップデートにより、急成長中であるシステム強化ならびに、SaaS事業におけるセールス・開発体制の強化を行ない、「安全なインターネット社会の実現」を目指します。

 

Salesforce Ventures 浅田慎二様コメント

キャッシュレスやFinTechの拡大を始め、金融サービスのデジタル化が進む中、クラウドベースでの不正アクセス検知・防止のニーズが急激に高まりつつあります。カウリス社が提供するユニークなソリューションであるFraudAlertは、既に複数の大手金融機関での導入実績があり、今後更なる拡大の可能性を秘めております。今後は、セールスフォース・ドットコムのプロダクト群との連携も含め、同社の成長をサポートして参ります。

 

関西電力 新規事業グループ チーフマネジャー 芦谷 武彦様コメント

近年、金融インフラが犯罪や資金洗浄等に用いられる等、犯罪による収益との関係が疑われる取引(疑わしい取引)が多発しており、その早急な対応が求められています。そうしたなか、2019年3月6日に認定を受けた「新技術等実証制度」において、カウリス社が保有するなりすまし等の不正アクセス検知技術と、関西電力が保有する電力設備情報の一部を組み合わせた、新たな技術の実効性を検証し、2019年10月21日より認定プロジェクトとして初めての事業として、業務提携によりサービスを開始しています。当社はカウリス社とともに、引き続き、不正口座の開設防止といった社会問題の解決に貢献してまいります。

 

三菱UFJキャピタル 菅井善朗様コメント

今後、一段と重要度が高まると見込まれる不正アクセス検知サービス分野において、カウリス社はユニークな事業を展開されています。更なる成長のお役に立てるよう支援して参る所存です。

 

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<本件に関するお問合せ先>

■株式会社カウリス 担当:島津
TEL 03-4577-6567
Mail info@caulis.jp