INTERVIEW

社員インタビュー

海外・技術研究部R&Dエンジニア 福岡 省吾

海外・技術研究部
R&Dエンジニア

福岡 省吾

カウリス入社までの経歴を教えて下さい。

以前の仕事でカウリスについて知る機会があり、サービスやプロダクトについて興味を持っていました。転職活動をしていた時に、たまたまTwitterで社長の島津からある種のヘッドハンティングのような形で声をかけていただいたんです。私のアカウントを、カウリスの凄腕エンジニアがフォローしてくれていたのがきっかけだったようです。その後2回ほど、カジュアルな面談をして、初めてお会いしてから2週間後には入社を決めていました。

カウリスへ入社を決めた理由は?

実は転職する時にカウリス以外に5社ほどの候補がありました。その中でカウリスを選んだ理由は主に3つ。
1つ目は、サイバーセキュリティの数少ない国産ベンチャーであること。
2つ目は、サイバーセキュリティの分野のうち、日本ではあまりプレイヤーがいない認証/認可系の分野のプロダクト/サービスをやっているという点。
そして3つ目は、プロダクトや使っている技術に可能性を感じたからです。

カウリスではどんなことをしている?

エンジニアとして入社し、社内のセキュリティに関する様々な業務に携わったのち、現在は海外・技術研究部でR&Dエンジニアとして勤務しています。

論文を読んだり、技術検証のプロジェクトを立ち上げて成果をレポートで報告したり、新サービスや新プロダクトの検討をしています。最近は主に開発業務が多く、研究に必要なデータを集めるための基盤を開発しています。また、チームとしてはまだ出来てすぐのフェーズなので、チームビルディングについても考えています。

元々プログラミングが好きで、学生時代からずっとコンピュータサイエンス、技術に触れてきたので、自分が勉強してきたことや身につけたスキルがそのまま業務に活かせるという点で、毎日楽しく働いていますね。当然、日々の業務では圧倒的にインプットが足りないので、毎日勉強する機会があり、知的好奇心が旺盛な自分にとっては、刺激的な日々を過ごしています。

また、研究テーマやプロジェクトも「まだ世の中にないサービス」や「解決が難しい課題」のベースとなる技術に関するものが多く、非常にやりがいを感じています。

カウリスに入社してから感じる魅力は?

将来性があることです。金融分野の不正アクセスや不正送金に関わる対策プロダクトでは日本でNo.1になれると思っていますし、日本の厳しい規制環境に適合したプロダクトなので、世界でも容易にサービス展開できると思います。世界でもAML市場で5本指に入るプロダクトと言われるぐらいになれるのではないでしょうか。

特にアジアやアフリカでも金融サービスは盛り上がっていますので、そういうところにも市場展開して、欧州や米国といったプレイヤーに勝っていけるプロダクトになれると思います。世界を見据えてFintech Securityをやっていける会社は日本ではほぼないですからね。

また金融分野以外でもかなり可能性があると思います。例えばIDaaSとの連携やIDaaS自体をカウリスが作るとか、認証/認可のプロダクトにおいてはかなり可能性があるでしょう。あらゆるビジネスがSaaSな時代になってきていますから、そのサービスの数だけアカウントに関するリスクがついてまわります。

事業発展の可能性はいくらでもあると思いますよ。トヨタスマートシティ等もこれから実現されるとすれば、より生活の身近なところに、アカウントに関わるリスクはついてまわるようになりますからね。

また、金融犯罪や端末にまつわるデータを脅威インテリジェンスとして展開することもできると思っています。プロダクトはあくまでデータを集めるためのハブ、仕組みであり、本質は「プロダクトで集めたデータにいかに付加価値をつけて、顧客が求める”インテリジェンス”に昇華させるか」だと改めて感じています。

カウリスをどんな企業にしていきたいか?

僕が考える理想のエンジニアリング組織があります。

まず、「サービスが提供する価値とは?」「プロダクトで集めたデータは何に使えるのか」「そのデータに付加価値をつけると誰が嬉しいか」を常に考え、議論できる組織です。

それから、その時々でどんな技術が適しているのかを徹底してトライ&エラーできる環境も大事だと思います。

また、カウリスで働く人は、新しい技術やツール・サービスに対してワクワクする人、そして、技術を使って顧客を喜ばせることに生きがいを感じる人であってほしいと思います。この場合の“顧客”というのは、会社としての顧客だけでなく、社内の人や、同じエンジニア同士のことも含んでいます。

どんな人にカウリスに来てほしいですか?

まず、技術やツール、サービスが好きであることは必須ですね。何でも良いので好きな技術やツール、サービスについて、1つでも熱中して取り組んでいて話ができる人だとうれしいですね。

それから、自分の持っている技術や知識がどんなものなのか、自分が求められていることは何だと思うか、どういう場面で役に立つかを説明できることも重要ですね。自分を客観視できるということです。

あとカウリスはスタートアップなので、トラブルシュートにワクワクできるというのも必要かもしれません。障害対応や事故対応をしてほしい、という意味ではなく、自ら進んで原因を調査して学びを得られる人は成長すると思います。同様に、日々の業務から気づきを得て、言語化できるというのも重要です。

失敗や新たな発見から学びを得る過程を確立させていて、血肉にできる人にとってはチャンスの多い環境だと思います。