プレスリリース

株式会社北洋銀行が不正アクセス検知サービス「Fraud Alert」の実証実験を開始

不正アクセス検知サービスを提供する株式会社カウリス(本社:東京都千代田区、代表取締役:島津 敦好、以下カウリス)は、株式会社北洋銀行(本社:北海道札幌市、取締役頭取:津山 博恒、以下北洋銀行)が、不正アクセス検知サービス「Fraud Alert(フロードアラート)」の実証実験を開始したことを本日お知らせいたします。

不正アクセス検知サービス「Fraud Alert」は、FATF(Financial Action Task Force)によるマネー・ローンダリング・テロ資金供与等対策が求められる銀行、証券会社、クレジットカード事業者、暗号資産交換業者、貸金業者などの金融機関に広くご利用いただいております。Fraud Alertが提供する250を超える独自のパラメータからモニタリングを行い、金融庁の定める「疑わしい取引」を多数検知してきており、今では月間約5億件に及ぶログインや申込・口座開設のモニタリングを行い、ユーザーの全アクセスログを保存しております。

また、過去に不正利用に使われた端末情報のデータベースを有しており、不正利用に使われた端末情報や悪意のあるアクセスを、Fraud Alertユーザー企業間で共有することで、銀行、証券会社、外国為替証拠金取引業者、クレジットカード事業者、暗号資産交換業者、貸金業者などの業界をまたいで捕捉することが可能です。

この度、北洋銀行が提供するオンラインバンキングのサービスにおいて、Fraud Alertの実証実験を実施いただくことになりました。TSUBASAアライアンスでは、千葉銀行に次いで2行目の導入となります。

■北洋銀行 法務コンプライアンス部 部長 中保さまコメント
今回インターネットバンキングへの不正アクセスならびに口座開設における不正申込の検知精度の向上を図るため、株式会社カウリスと協働による実証実験に参画することにいたしました。今後もモニタリングの高度化を通じてお客さまの利便性向上と銀行口座の不正利用防止に寄与し、社会に貢献してまいります。

カウリスでは、より多くの金融機関の皆さまにFraud Alertをご利用いただくことで、異なる銀行や証券会社、外国為替証拠金取引業者、クレジットカード事業者、暗号資産交換業者、貸金業者などにまたがって行われる複雑な金融犯罪から、利用者の皆さまの口座を守る支援をしてまいります。

■カウリス会社概要
会社名:株式会社カウリス
代表取締役:島津 敦好
本社所在地:東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル4F FINOLAB
設立日:2015年12月4日
資本金:3億2,244万4,000円
事業内容:不正アクセス検知サービスの開発・提供
URL:https://caulis.jp/